早川義夫+佐久間正英ライブ@黄金町試聴室その2

2月24日(日)、早川義夫のライブ。黄金町の試聴室。
僕にとって、初の、早川義夫。サングラスじゃなくて、丸眼鏡だった。
小さな声で、「ねとっ」とうたうのかと思っていたら、真逆だった。声は大きくて、太くて力強い。低音が気持ちいい。びっくりした。
1曲目に「サルビアの花」をやってしまい、遅れてきた人は残念だなと思う。「サルビアの花」は、他の歌手がカバーしているのを、ライブで何度も聴いたけれど、やっぱり本人のがいちばんよかったなあと思う。
佐久間正英もはじめて。やはり低音で、下から上のピッキングがおもしろかった。
早川義夫は、音楽もさることながら、本のファンで、『ぼくは本屋のおやじさん』は、高校生のときから繰り返し読むほど好きで、サインをしてもらおうともっていったのだけれど、あまりに古い本で、失礼じゃないかと急に考えだして、やめてしまった。やっぱり、してもらったらよかったと、悔やんでいる。晶文社の「就職しないで生きるには」というシリーズの1作目。
奥さんにこの本を読ませたら、書かれている早川義夫の思考回路と、僕の思考回路とは、かなり近しいものがあるらしく、光栄なことです。
とにかく、パワーのある、いいライブで、楽しみました。
 
帰り道、風がとても冷たくて、もう歩きたくないのと、はやく帰りたいとので、けっきょく、普通の速さで歩く。